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聖徳記念絵画館で自由研究!

絵画教室 こどものアトリエ

明治神宮にある、聖徳記念絵画館、皆さんご存知ですか?

八月、夏休み、この絵画館で、小学生のお子さんを対象にイベントが行われました。

ご縁があり、そのイベントのお手伝いにアトリエの講師達が伺いました!


どんな所なのか詳しくは、聖徳記念絵画館のホームページを見て頂くとして、

とにかく日本画がとても美しくて面白かったです。

時代背景は明治維新あたりで、明治天皇や西郷どんが出てきたり。

保存状態が良いと、日本画ってあんなに色鮮やかなんですね。私たちもとても勉強になり

ました。満開の桜の絵がありますが、圧巻ですよ! 他にも油絵もあります。


さて、お父さん、お母さんと一緒に、小学生のこども達が集まり始めました。

始めに、主催の宮司さんの明治維新前後の歴史の説明が始まると、とっってもわかりやす

くて、大人の私も、そうだったんだ〜と完全に小学生にまぎれ学ぶ側になっていまし

た...。しかも、小学生のほうが学校でタイムリーに勉強しているせいか、

宮司さんの質問に答える答える。


歴史をザッとおさらいしたあとは、いよいよこの絵画館の絵を観にゆきます。

絵の内容は大人でもとても難しいので、子供達はまずは、ぱっと見て、一番気に入った

絵を選び、その絵に登場している人物や動物に、一つ質問を投げかけます。

そして、その答えを、付き添いのお父さん、お母さんが一緒に考えます。

聖徳記念絵画館の絵画を通して、小難しいこと抜きで、子供達が純粋に感じたとった、

歴史の一場面が今回のイベントのテーマなのです。


では、アトリエの講師達の出番はというと、ここからです。

画用紙に、その気に入った絵を模写してもらい、そこに自分を描き込んだり色んな

オリジナルの工夫をして、さきほどの質問と答えを、うまく絵の中に組み込んでもらう

のです。いわゆる新聞のような、絵日記のような。


みんな目の付けどころが自由で、明治天皇が描かれているなら明治天皇に質問するかと

思いきや、そのすみっこにちょこっと描かれている、なにやら動物の置物のようなものに

「あなたはなんの役目があるのですか?」と問いかけていて、そっちか!みたいな 笑

でも確かにそう言われてみれば気になるし、ほとんど目をつけることがないであろう

それに、深い意味があった時には鼻高々ですもんね!


こうして、短い時間でしたがみんなしっかり仕上げて帰りました。

わたしも個人的にまた行ってみたいですね。秋なんかイチョウ並木も綺麗でしょうし

おすすめです☆

担当 M